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takeの感想文マガジン

映画・ドラマ・アニメ・読書・の感想・レビューを綴るブログです

北の国から87初恋

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純と蛍、おおきくなってきました。中学生です。

レイちゃん(横山めぐみ)との恋の話。

トラックの運ちゃん(古尾谷雅人)のあの名シーン

「泥のついたピン札」の話です。

この回は北の国からシリーズでもっともよく見ている回のような気がします。

世間的な人気も高いのでしょう

再放送の回数も多いのではないでしょうか。

トーリーもだいぶしっかり覚えていて、今回はあまり新鮮味がなかったです。

ただ、北の国からという作品、というかどんな作品でも

何回も見返すと、そのたびに見え方が変わるものです

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今回、僕にはこの話、初恋の話というよりは

思春期で親とのつながり、コミニケーションが薄れていく寂しさが胸に響きました。

子供にしてみれば巣立ちの時期で、自立し始める成長の時代なんですが

親からすると、子供が自分の手から離れていく寂しい時期でもあるんですね。

そんな親側(五郎さん)の気持ちが胸に迫ってきたんです。

僕は子供はいませんが、

子供のいる同級生たちはちょうど中学生ぐらいの子供がいる歳頃を迎え、

そんな子供らとの関係の悩みをちらほら聞く事もあってでしょうか。

思い起こせば、自分も中学生の頃、最も反抗期を迎えていたものです。

中1のころはまだ半ズボンに5厘刈り頭で鼻たらして遊んでいたのが、

中2~3年生になる1,2年で急に髪の毛は長髪に伸ばし始め、

櫛なんか携帯して、ズボンは長ズボン、

部屋には鍵をかけ、親が入ってきただけで、

「勝手にはいってくんじゃねえ!」と怒鳴る始末です。

黒板家も思春期を迎えた純と五郎の、すれちがいが

冒頭からしっかりと描かれているわけです。

今回、一番心に残ったシーンは

レイちゃんと小屋で雨宿りしたシーンでも、

泥のついたピン札のシーンでもなく、

草太兄ちゃんの言葉でした。

───冒頭から純とのコミニケーションが薄れている事を気にしていた五郎。

純は、中学卒業後の進路を、東京に出て定時制高校に通いたいと考えていたが、

五郎には話せずにいた。家が貧乏だったし、それでも五郎に話せば無理してでもお金を工面してくれる事は分かっていたから・・・。草太兄ちゃんや雪子おばさんに相談して、こっそり出ていこうとしていた。それは五郎に負担をかけないように、純なりに気遣ってのことだった。その話を中ちゃんから聞いた五郎は(周りがみんな知ってるのに自分だけ知らなかったと)ショックを受け家に帰る。と、その日は五郎の誕生日で、電気がパッと明るく光り、純と蛍、草太兄ちゃんとその彼女アイコ(美保純)が集まり五郎の誕生日を祝う。純はかねてからこっそり風力発電の装置を作り、誕生日に五郎を驚かせようとしていた。

が、五郎は驚きも喜びもせず、進路の話をなぜ黙っていたのかと問い詰める。

そんな五郎に「父さん情けないよ!」と家を飛び出す純───

 

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この場面、第三者の目で冷静に見ると、確かに五郎が大人げない。

自分だけ相談されなかったのは寂しいけど、それも自分の甲斐性の無さのせいでもあるわけだし、草太やアイコが集まって誕生日を祝ってくれてるわけですから、その話は後にして、とりあえずその場は盛りあがるフリでもするのが大人というもの。

それを直情的に取り乱して、詰め寄るなんてのは「情けない」と言われても仕方ないと

純寄りに味方して見ていたところ

 

そんな純を追いかけた草太兄ちゃんの言葉です

 

「男は見栄で生きてるもんだ」

 

「男は誰だって、いたわられれば傷つく」

 

「それが本当の男ってもんだ」

 

ふだんはおしゃべりで、軽薄でウザい草太兄ちゃん。

要所要所でいい事言うんですよね。

 

僕は草太兄ちゃん大好きです。

もし自分に子供がいて男だったら間違いなく草太にしてたと思いますよ。