「ミッドナイトガイズ」映画感想
公開 2012年 米
出演 アルパチーノ
クリストファーウォーケン
ストーリーは出所したギャングがかつての親分に命を狙われる話です
日本のヤクザ映画でもお約束の展開です。
しかしバイオレンスなシーンはほとんどありません。
ほとんど、マフィアアクションではありません
ほぼ、ジイサン二人が夜中に遊びまわっているだけの話と言えますが・・
そこがイイんです。
アルパチーノお得意の若い女性とのタンゴシーン。
クリストファーウォーケンとコーヒーショプのウェイトレス、アレックスとの静かな交流。
「グッドワイフ」でおなじみのジュリアナマーグリースとの・・
アルパチーノの墓前での弔辞。
僕の大好きなおっさんと若い女性の交流モノです。
いや、もはやこれはお爺さんか・・・
とはいえ、いちおう命を狙われているギャングの話ですから・・
前半はしゃげば、はしゃぐほどに・・・・
後半は二人が背負っている宿命が重くのしかかり・・・
マイベストシーンはラスト。
ドク(ウォーケン)からアレックス(ウェイトレス)へ電話をかけるシーンです。
「・・・朝焼けを描きながら、君を描いていたんだ」
ドクは毎朝、街角で風景の絵を描いていて・・
その帰りにコーヒーショップに寄っていたのです。