takeの感想文マガジン

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ブラックラグーン

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僕の好きなアニメ1位の作品です。

 

何がいいか

 

まず、画がいいんです。目がでかくない。

僕は目がでかいアニオタ好みの萌えキャラは生理的に受け付けないので。

シリアスタッチというんでしょうか、こういう画のタイプ意外と少ないんですよね。

もちろん画だけでなく内面も魅力的な女性がメインキャストにいる事も重要な事で、
この作品のレヴィはアニメ史上もっとも僕の好みのタイプの女性と言えます。

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ウジウジしていない。弱さを見せない。

このアニメ、アニオタ界ではいまひとつ人気が上がらないのはレヴィが強すぎることが一つの要因になっているようです。アニオタの好みはうじうじ悩んだり弱かったりする登場人物が成長していく話のようで、初めから強すぎるというのはつまらないという評価になるようです。しかし精神的にも肉体的にも強くハードボイルドに生きるレヴィも大きなくくりではツンデレキャラです。「ツン」の部分が筋金入りであればあるほどに、ごくたまにみせる「デレ」の部分に強烈に心惹かれるわけです。薄っぺらいツンデキャラらとは格が違うんです。

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名シーンのロックと煙草の火をつけあうシーン

レヴィがみせるギリギリの「デレ」部分に、ああレヴィも女の子だなと胸を打たれました。

 

この作品の独特のキザなセリフ回しは賛否あるようで、僕は実はあまり好きじゃないです。

確かにちょっとキザすぎるし、回りくどすぎたり、実際銃撃戦のさなかにそんな事しゃべってる場合じゃねえだろとも思います。

 

しかしまあ無理してカッコつけるのがハードボイルドの哲学ですから、この作中の登場人物たちも、そうして頑張って無理してカッコ付けて、ギリギリのところで精一杯生きていると思えば、あたたかい目で見守ることが出来ます。また、そんな中に時折ひときわ光る名セリフがちりばめられているので、なおさら憎めません。

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「お前、生きようとしたな」

他でもたびたび取り挙げられている名セリフです

レヴィと日本のヤクザ銀次の対決のシーンでのことです

実力拮抗する二人の死闘はおもわぬ一瞬に決しました。

それは銀次の所属する鷲峰組の若い娘の組長雪緒の言葉です

「私たちは生きるために戦っているつもりです」

二人の対戦をそばで見守っていた雪緒とロックの会話の流れの中の言葉でした。

その言葉が耳についた銀次の動きが瞬間鈍り、

そのすきをレヴィが容赦なく打ち抜いたのでした。

そのときレヴィが絶命する銀次に向かってはいたセリフ

「お前、生きようとしたな」

です。

これは衝撃ですよ。

普通まあ他のアニメなら十中八九は生への執着がギリギリところで生死を分け

生きる(バトルものなら勝つ)のが普通ですが

この作品は、生への執着があったほうが負けたわけです。

このシーンに何を感じるかは人それぞれでいいでしょう。

ぼくは単純に覚悟の話だと受け止めます。

どんな世界でも、腹をくくって覚悟しているほうが突き抜ける。

あとはやはり「刹那」の美学でしょうか。

いろいろと先々の夢や希望を背負うとその分怖さや制約も生まれ不自由になる。

そんなもの捨てて、瞬間瞬間を生きるほうが結局うまくいくこともある。

なんてことを思ったり。

いずれにせよ哲学的な余韻が残るいい作品でした。